北條五代祭りは小田原市の最も大規模な年間行事です。市役所によると、このまつりは「領民の安寧を理想とする国づくりをおこなった戦国大名北条氏を称える」ために行われます。まつりのハイライトは総勢1700名の参加者が市中に練り歩く武士行例です。参加者はそれぞれの部隊のテーマに沿って、様々な甲冑を着ます。

ここに居る最後の1ヶ月になんと参加することになりました！残念ながら、外国人限定公募の北条氏直公役に選んでもらうことができませんでした。変わりに、その29人部隊の2番目に重要な人物、北条氏直公の重臣役をもらいました。

早速、参加者としてまつりを紹介させていただきます。

集合地は小田原スポーツセンターの体育館です。甲冑は床に綺麗に並んでて、番号も分かりやすく付けられました。日本人ならではの効率の良さです。

私のカッコイイ甲冑です。

北条氏直役以外、部隊全員の甲冑です。一般兵の甲冑ですからあんまりカッコよくないです。

部隊はなんと3分の1は外国人です。東海大学に短期留学しているヨーロッパの学生さんが大半です。ドイツ人、スウェーデン人、スペイン人、イタリア人、ロシア人、ナイジェリア人、タイ人が居ました。ちなみに私はシンガポール人です。

開幕は沢山の市長や町長や北条氏の子孫が挨拶をしました。全部終わったら、鉄砲が空に撃たれ、武士行列が始まりました。

この方は柳沢慎吾さんです。小田原市出身の芸能人なので、北条早雲公役を務められました。

各部隊です。

そして一番目立つ部隊は「手作り甲冑隊」です。

この甲冑はカッコイイ！着てみたいです。

そして私の部隊です.

私です。

あんまり重臣らしくないですね。

部隊の一員とのツーショットです。

観客の大半は多分北条家の歴史について何も分からずに帰りましたが、少なくともこのまつりを通じて一部の人間が「北条」という名を知るようになったと思います。戦国マニアなら絶対見逃しちゃいけないイベントです。小田原でもこんなに人がいっぱい集められるなんて驚かさせられるイベントでした。小田原の新たな一面を見られる貴重な経験でした。もしGWに東京に旅行をするなら、是非見に行ってみてください。

徳勝より.

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